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Le Wagonが東京で「Pythonによる機械学習のトレーニングコース」を開講:「手を動かす学習」にほとんどの時間を費やす
Le Wagonは、Pythonによる機械学習とデータサイエンスのトレーニングコースを東京で開講すると発表した。データサイエンス基礎、機械学習、データエンジニアリング、深層学習、疑似プロジェクトという5つのモジュールに分け、業界標準ツールを習得しながら学ぶ。
Le Wagonは2020年6月30日、Pythonによる機械学習とデータサイエンスのトレーニングコースを東京で開講すると発表した。同コースは9週間にわたり、英語で実施する。第1回のデータサイエンスコースは、2020年10月12日〜12月11日に開催予定。
実際のプロジェクトに関わり、実践的な学習をする
データサイエンスコースは、実際のデータサイエンスプロジェクトに関わり、手を動かして学ぶことにほとんどの時間を費やすという。Le Wagonは「データの収集や変換、データ予測、高度な機械学習や深層学習モデルといったデータサイエンスに必要なスキルを習得でき、即戦力として就業しやすくなるだろう」と説明する。
データサイエンスコースのカリキュラム概要は次の通り。
- データサイエンスツール(Jupyter Notebook、Pandas、データ視覚化)
- データサイエンスにおける数学(統計、確率、線形代数)
- 機械学習の基礎知識(線形回帰、scikit-learn、過剰適合)
- プロダクション環境の機械学習システム(Google Cloud Platform)
- データサイエンスのベストプラクティス(GitHub、データプロジェクトマネジメント)
- 深層学習の基礎知識(Keras、ニューラルネットワーク、コンピュータビジョン、自然言語処理)
- 高度なデータサイエンスプロジェクト
これらのカリキュラムを「データサイエンス基礎」「機械学習」「データエンジニアリング」「深層学習」「疑似プロジェクト」という5つのモジュールに分け、業界標準ツールを習得しながら学ぶ。数学とプログラミングの知識が必須となっており、応募者は事前面接と40時間の予習課題を受ける必要がある。
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