VLAN操作を容易にするVTPの機能:ネットワークの基礎を学習する CCNA対策講座(20)(2/2 ページ)
本連載では、シスコシステムズ(以下シスコ)が提供するシスコ技術者認定(Cisco Career Certification)から、ネットワーク技術者を認定する資格、CCNA(Cisco Certified Network Associate)を解説します。2007年12月に改訂された新試験(640-802J)に対応しています。
VTPの設定・確認
VTPの設定ステップは以下のとおりです。
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同一ドメイン内に所属させたいスイッチは共通のドメイン名を設定します。ドメイン名は大文字、小文字も区別されるので注意が必要です。
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デフォルトはサーバモードとして動作します。
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セキュリティ強化の目的からパスワードを設定することも可能です。ドメイン名と同様に同一ドメイン内のスイッチで共通のパスワードが必要です。
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リビジョン番号、ドメイン名、モードの確認が可能です。
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確認問題3
問題
VTPドメイン名をCCNAに設定するコマンドを選択しなさい。
a.(config)#vtp domain CCNA
b.(config)#vtp domain ccna
c.#vtp domain CCNA
d.(config)#vtp CCNA name
e.(config)#vtp domain name CCNA
正解
a
解説
VTPドメイン名の設定コマンドはグローバルコンフィグレーションモードで(config)#vtp domain <ドメイン名>です。従って選択肢aが正解です。
選択肢bは、ドメイン名が小文字です。ドメイン名は大文字、小文字が区別されるので注意が必要です。選択肢cはモードが異なります。選択肢d、eはコマンドが異なります。
筆者プロフィール
齋藤理恵(さいとうりえ)
グローバル ナレッジ ネットワーク ソリューション本部に在籍。Cisco認定トレーナー。トレーナー暦は11年。マイクロソフト、サン・マイクロシステムズ、シスコシステムズなどIT業界でトレーナーとして活動。現在は、グローバル ナレッジ ネットワークで、Cisco認定トレーニングコース(CCNA、CCNP)、ネットワーク系オリジナルコースを中心に講師を担当している。グローバル ナレッジ ネットワーク講師寄稿記事一覧はこちら。
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