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無料で学べるオブザーバビリティ New Relicが学習コンテンツと資格制度を拡充オンデマンドでいつでもどこでも学べる

New Relicは、日本語によるオンデマンド型の無料学習コンテンツの提供を開始した。「時間や場所を問わずオブザーバビリティを学べる環境を整え、DX推進を後押しする」としている。

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 New Relicは2025年9月12日、日本語による学習プログラム「New Relic University」(NRU)において、オンデマンド形式の無料学習コンテンツの提供を開始した。オブザーバビリティ(可観測性)の基礎から応用までを網羅し、エンジニアが時間や場所を選ばずに学習できる環境を提供することで、日本におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)推進と人材育成を支援するという。

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リリース

オンデマンドでいつでもオブザーバビリティの基礎を学習

 従来のNRUは、専門講師によるハンズオントレーニングを日時指定のウェビナー形式で実施していた。しかし、New Relicによると受講者の都合により参加できないケースや、繰り返し学習したいニーズへの対応が課題となっていた。そこで、自己のペースで柔軟に学習を進められるオンデマンド形式を導入したという。

 提供されるコンテンツは「NRU300シリーズ」として、オブザーバビリティの基礎的な操作から高度な活用方法まで段階的に学べる内容となっている。同社は「入門者から実務経験豊富なエンジニアまで幅広い層がスキルを強化できるだけでなく、New Relicの認定資格取得を目指すエンジニアにとっても有効な学習手段となる」と説明している。

 New Relicの国内ユーザー数は3万6000人を超えており、同社は「オブザーバビリティの需要は拡大している」と分析。認定資格制度の刷新やパートナー企業の技術力可視化と合わせて、エンジニアの学習環境の整備を通じてオブザーバビリティ関連スキルの底上げとコミュニティー全体の活性化を狙うとしている。

このニュースのポイント

Q: New Relicが新たに開始した取り組みは何か?

A: 日本語対応のオンデマンド型無料学習コンテンツをNew Relic Universityで提供開始した。

Q: NRU300シリーズの特徴は?

A: オブザーバビリティの基礎から高度な活用までを段階的に学べ、入門者から経験豊富なエンジニアまで幅広くスキルを強化できる。

Q: New Relicが狙う効果は何か?

A: 3万6000人を超える国内ユーザーに対応し、認定資格制度刷新やパートナー企業との連携を通じてオブザーバビリティ人材の底上げとコミュニティー活性化を目指している。

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