キラメックスが実施した「プログラミングのスキル習得に関する調査」によると「独学でプログラミングの知識が十分に身に付いた」と感じている人は1割未満。「現役エンジニアから教わりたい」と思っている人が過半数を占めた。
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キラメックスは2021年3月4日、「プログラミングのスキル習得に関する調査」の結果を発表した。それによると、独学でプログラミングの知識が十分に身に付いたと感じている人は1割未満しかおらず、そうした内容を「現役エンジニアから教わりたい」と思っている人が過半数を占めた。
今回の調査期間は2021年2月17〜19日。対象は、独学でプログラミングを学習している20〜39歳の男女で、1105人から回答を得た。
プログラミングを学ぼうと思ったきっかけを聞くと、多い順に「教養として身に付けるため」「エンジニアは目指さないが今の仕事に生かすため」「副業をするため」「エンジニアとして就職/転職を目指すため」「趣味」だった。
独学でプログラミングの知識が十分に身に付いたかどうかを尋ねると「身に付いた」と回答した人の割合はわずか5%。それに対して「どちらとも言えない」は28.6%、「あまり身に付いていない」は18.1%、「身に付いていない」は9.9%で、多くの人が、十分な知識が身に付いたとは思っていないことが分かった。
そこで、独学で身に付けることができないと思う知識を挙げてもらうと、多い順に「技術やノウハウに関する情報」「働く現場や企業に関する情報」「最新情報」「プログラミングの知識を仕事で生かすための情報」などだった。これらの回答は「今後プログラミングスキルを使って活躍するために身に付けたい知識」に関しても同じだった。
こうした独学では身に付けられない知識を誰から教わりたいかと聞くと、「現役エンジニアで、プログラミングの指導歴あり」と回答した割合が最も高く34.5%。「現役エンジニアで、プログラミングの指導歴なし」も19.5%に上り、現役エンジニアから教わりたいと回答した人が過半数を占めた。
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