米Red Hatは、OpenStackを使ったプライベートクラウドの導入や管理に関する技能認定試験を実施すると発表した。
米Red Hatは2013年8月26日、同社のOpenStackを使ったプライベートクラウドの導入や管理に関する技能認定試験「Red Hat Certificate of Expertise in Infrastructure-as-a-Service(IaaS) Exam」を実施すると発表した。
この認定試験では、同社がオープンハイブリッドクラウド戦略の中核として同年6月に発表した「Red Hat Enterprise Linux OpenStack Platform」を使ったプライベートクラウドの構築、設定、管理に必要なスキルや知識が試される。業界では、組織のIT環境にOpenStackを導入できるプロの人材が求められているとRed Hatは解説する。
試験は、稼働中のシステム上のタスクを実行することで行われる。受験者はRed Hat認定システム管理者(RHCSA)と同等のスキルを持っていることが望ましいとされる。所要時間は2時間で、日本での料金は9万4500円。
併せて先に導入したトレーニングコース「Red Hat OpenStack Administration」は内容を拡充し、IaaS認定試験に備えられるようにする。
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