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2024年2月に「防衛省サイバーコンテスト2024」を開催 バルクホールディングス:専門的知見を備えた人材の発掘が目的
バルクホールディングスは、2024年2月25日に「防衛省サイバーコンテスト2024」を開催する。募集期間は2024年2月11日まで。上位5人の成績優秀者は、ハンドルネームまたは名前が防衛省のWebサイトに掲示される。
バルクホールディングスは2023年12月28日、「防衛省サイバーコンテスト2024」を開催すると発表した。
必要なのは「OpenVPN」と「Kali Linux」
防衛省サイバーコンテスト2024は、サイバーセキュリティに関する専門的知見を備えた人材を発掘することを目的としており、バルクホールディングスが防衛省から受託して実施する。参加資格は日本国籍を持つ個人で、競技はオンラインでのCTF(Capture The Flag)形式となる。
参加に当たっては、「OpenVPN」の2.5系(2.5.x)によるVPN接続が可能なネットワーク環境と、「Kali Linux」が稼働するPCが必要だ。Webサイトから応募可能で、成績はコンテスト実施後に参加者全員へメールで送られる。上位5人の成績優秀者については、ハンドルネームまたは名前が防衛省のWebサイトに掲示される予定だ。
開催日時は、2024年2月25日の9時〜21時。募集期間は、2023年12月28日〜2024年2月11日までとなる。参加登録が完了すると、2024年2月16日までに「バルクが参加方法の詳細などを記載した案内を送付する」としている。
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