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AIエンジニアの独立支援サービスを提供、案件紹介から会社設立手続きの説明まで クリーク・アンド・リバー:AIエンジニアやデータサイエンティストが対象
クリーク・アンド・リバーは、AI(人工知能)エンジニアやデータサイエンティストを対象とした独立起業支援サービスの提供を開始した。同社は「近年高まっている、優秀なデジタル人材へのニーズを満たす」としている。
クリーク・アンド・リバーは2023年1月6日、AI(人工知能)エンジニアやデータサイエンティストを対象とした「独立起業支援サービス」の提供を開始したと発表した。
同サービスは独立や起業を目指すIT分野のプロフェッショナルに向けて、適性アドバイスやプロジェクトの紹介、会社設立手続きなどのサポートを提供するもの。なお、サービス自体は2022年から提供されている。
プロジェクトの紹介や移住に関するノウハウも提供
近年は、データを活用した業務改革やAIによる経営効率化などの事例が増えており、デジタル人材へのニーズが高まっている。
クリーク・アンド・リバーは「さまざまな産業の発展にITプロフェッショナルの活躍が、質、量とも今以上に必要になる」と指摘。独立起業支援サービスは、そういった企業のニーズと、個人の能力を生かした新しい働き方やキャリアを希望するITエンジニアのニーズを合わせることが目的だ。
クリーク・アンド・リバーは2015年からAIエンジニアの転職を支援しており、同サービスはそのノウハウを基にしている。専門の担当者が独立や起業の希望者を個別に面談して適性を診断し、アドバイスする。さらに、プロジェクトの紹介や事業のコンサルティング、会社設立に必要な事務手続きの説明、地方や海外に移住する際に注意すべき点など、独立と企業に必要なさまざまな支援を提供するとしている。
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