ここまで、私がコーチングを学ぶ際に失敗してきたことと、気を付けたいことについてお話ししました。
「コーチ」という言葉について、よく思うことがあります。
スポーツの世界で「コーチ」といえば、その道で実績を残した人や、秀でた人のことを指します。その道で結果を出そうと一生懸命やってきた。その間には、挫折も、不安も、葛藤も味わった。その結果、人より一歩秀でることができた。
その結果、「自分も○○さんのようになりたい」と、多くの人がコーチを訪ねるのだと思います。
ビジネスシーンでもそうありたいと思うのです。少なくとも「資格を取ったからコーチ」ではないと。
そういう意味で、私は自分を「コーチ」と呼ぶのが苦手です。大した経験もない私が人様の人生を導くことなどできないし、軽々しく人生など語れない。「聞き上手なおじさん」くらいがちょうどいい。
というわけで、コーチング勉強中の皆さん、私のようにしくじらずに、楽しく学んでくださいね。
しごとのみらい理事長 竹内義晴
「仕事」の中で起こる問題を、コミュニケーションとコミュニティーの力で解決するコミュニケーショントレーナー。企業研修や、コミュニケーション心理学のトレーニングを行う他、ビジネスパーソンのコーチング、カウンセリングに従事している。
著書「感情スイッチを切りかえれば、すべての仕事がうまくいく。(すばる舎)」「うまく伝わらない人のためのコミュニケーション改善マニュアル(秀和システム)」「職場がツライを変える会話のチカラ(こう書房)」「イラッとしたときのあたまとこころの整理術(ベストブック)」「『じぶん設計図』で人生を思いのままにデザインする。(秀和システム)」など。
リモートワークでインターン開催、ヤフーがエンジニアやデザイナーを対象に
テレワークを活用している企業の従業員は何を思う? オープンワークが調査レポート発表
テレワーク環境が「生産性と生活の質」を高める要因に リクルートマネジメントソリューションズ
ヌーラボがテレワークの導入に関する調査 テレワークが浸透しない企業の裏の実情とは
8割強が「リモートワークは定着」 ビッグローブが在宅勤務に関する意識調査の第3弾Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.