ロック元のオブジェクトやセッションが確認できれば、解決方法はトラブル39と変わりません。
しかし原因がロックのエスカレーションであり、ロックのエスカレーションを発生させたくない場合は、無効にすることもできます。インスタンス全体でロックのエスカレーションを無効にする場合は、トレースフラグの1211と1224を有効にします。テーブル単位でロックのエスカレーションを無効にする場合は、ALTER TABLEのコマンドを使用して対象テーブルのLOCK_ESCALATIONをDISABLEに設定します。
ユニアデックス株式会社 NUL System Services Corporation所属。Microsoft MVP for Data Platform(2011〜)。OracleやSQL Serverなど商用データベースの重大障害や大型案件の設計構築、プリセールス、社内外の教育、新技術評価を担当。2016年IoTビジネス開発の担当を経て、現在は米国シリコンバレーにて駐在員として活動中。目標は生きて日本に帰ること。
ユニアデックス株式会社所属。Microsoft MVP for Data Platform(2017〜)。入社以来 SQL Serverの評価/設計/構築/教育などに携わりながらも、主にサポート業務に従事。SQL Serverのトラブル対応で社長賞の表彰を受けた経験も持つ。休日は学生時代の仲間と市民駅伝に参加し、銭湯で汗を流してから飲み会へと流れる。
「SQL Server 2016」に搭載される新たなセキュリティ対策を追う
そもそも、リレーショナルデータベースとは何か?
データの登録を行うINSERT文
複数の条件を指定してSELECT文を実行する
Oracle運用の基本「ログ」を理解しようCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.