Microsoftは「Microsoft Azure」において、大容量ディスクVMのバックアップをサポートし、バックアップおよび復元時間を短縮する一連の機能改良を行った。
Microsoftは2018年3月13日(米国時間)、「Microsoft Azure」について、大容量ディスク仮想マシン(VM)のバックアップのサポートに加え、バックアップと復元に要する時間を短縮する一連の機能改良を発表した。
こうした大容量ディスクサポートと改良は、新しいVMバックアップスタック「VM backup stack V2」に基づいており、Azure VM専用のディスクサービスである「Managed Disks(管理ディスク)」とそうではないディスク(Unmanaged Disks、非管理ディスク)の両方で利用できる。この新スタックにはシームレスにアップグレードが可能だ。進行中のバックアップジョブへの影響はなく、バックアップや復元のセットアップ方法も変わらない。
発表の概要は以下の通り。
VM backup stack V2へのサブスクリプションのアップデートは、「Azureポータル」かPowerShellで行える。このアップデートでは、既存のポリシーや復元ポイントはそのまま保持される。
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