AD FS 2016の構築時や、障害が発生し問題を切り分けるときに、AD FS 2016とOffice 365のSSOを実現する認証の順序を理解しておくと、対応しやすくなります。
認証フローは、社内からアクセスする場合と社外からアクセスする場合で異なります。それぞれのパターンで認証フローを説明します。
社内からOffice 365へアクセスするときの認証フローは以下の通りです。
「3.」「4.」の手順で、AD FSとAD DS間で認証が行われ、AD FSからクライアントへのトークン発行が許可されます。
社外からOffice 365へアクセスするときの認証フローは以下の通りです。
「4.」「5.」の手順において、AD FSとAD DS間で認証が行われ、AD FSからWAPへのトークン発行が許可されます。
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