UIの構築に使えるコントロールにはどんなものがあるだろうか? XamarinのWebサイト「Xamarin.Forms User Interface」から簡単に紹介しよう。
画面の外枠に相当するのが、Pageクラス(Xamarin.Forms名前空間)を継承したコントロールだ(次の画像)。その中には複数のPageクラスを表示できるものもあり、画面遷移に利用する。
 Pageクラスを継承したコントロール
Pageクラスを継承したコントロール上記のうち、ContentPageコントロールは、前述した"Hello, Xamarin!"アプリで使っている。NavigationPageコントロールを使った画面遷移については、「.NET TIPS:Xamarin.Forms:画面遷移するには?」をご覧いただきたい。また、NavigationPageコントロールとMasterDetailPageコントロールを使う例を、後ほど紹介する。
画面上でコントロールの位置を決めるのに使うLayoutクラス(Xamarin.Forms名前空間)を継承したコントロールだ。主なものを次の画像に示す。
 Layoutクラスを継承したコントロール
Layoutクラスを継承したコントロール上記のうち、StackLayoutコントロールは先ほど時刻表示のためのボタンを配置するときに使用した。また、StackLayoutコントロールとGridコントロールの使用例は、「.NET TIPS:Xamarin.Forms:コントロールを等間隔に配置するには?」も参照してほしい。
コレクションを一覧表示するためのコントロールである。Xamarin.Formsにあるのは今のところListViewコントロール(Windows.UI.Xaml.Controls名前空間)だけである(次の画像)。
文字列を表示するには、Labelコントロールを使う。前述の"Hello, Xamarin!"アプリでも使っている。部分的に文字色などを変えるには、「.NET TIPS:Xamarin.Forms:文字列の一部に色やスタイルを指定するには?」を参照してほしい。
文字列を入力してもらうには、Entryコントロール(1行入力用)かEditorコントロール(複数行も可)を使う(次の画像)。
 EntryコントロールとEditorコントロール
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