次に、GitBucketにリポジトリを作成し、取得した状態のサンプルアプリケーションをプッシュしましょう。GitHubとほぼ同様のUIでリポジトリを作成できます。
取得したサンプルアプリを解凍し、以下のコマンドを実行します。remoteに追加するURLは環境に合わせて設定してください。
$ git init $ git add . $ git commit -m "first commit" $ git remote add origin http://YOUR_GITBUCKET_HOST:8080/gitbucket/git/YOUR_ACOUNT/spark-sample.git $ git push -u origin master
リモートにプッシュできたでしょうか。
このサンプルアプリケーションに修正を加え、開発の流れを追いながらHubotと各ツールとの連携を紹介していきます。
では、サンプルアプリケーションを修正していきましょう。とは言っても、「Hello 名前!」と返すルーティングをinit()メソッドに1行追加するだけです。
package sample;
import spark.servlet.SparkApplication;
import static spark.Spark.get;
public class HelloWorld implements SparkApplication {
public static void main(String[] args) {
HelloWorld helloWorld = new HelloWorld();
helloWorld.init();
}
public void init() {
get("/hello", (request, response) -> "Hello World!");
+ get("/hello/:name", (request, response) -> "Hello " + request.params(":name") + "!");
}
}
修正したソースコードをGitBucketにプッシュする前に、GitBucketとJenkinsの連携、JenkinsとHubotの連携の設定をしておきます。
GitBucketにプッシュした際にJenkinsでビルド、デプロイを行うように設定します。
まずは、Jenkinsに「GitBucket Plugin」「Git Plugin」をインストールします。
Jenkinsの[管理]→[プラグインの管理]→[利用可能]タブのプラグインの一覧から、GitBucket PluginとGit Pluginにチェックを入れインストールしてください。
次にJenkinsのジョブの設定で、GitBucketのURLを設定します。
作成したGitリポジトリへのURLを設定します。
「ビルド・トリガ」を設定します。
最後に、ビルド後にデプロイを行う設定をします。「maven-war-plugin」を使い、ビルド時にwarファイルを作成するようにしておき、Jenkinsのビルド後の処理で作成したwarファイルをTomcatにデプロイするように設定します。
GitBucket側では、リポジトリの「Settings」から「Service Hooks」に遷移し、WebHook URLを追加します。WebHook URLを設定すると、リポジトリへのプッシュを契機に設定したURLにPOSTリクエストを送信します。
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