Unicode Consortiumは、Unicode標準バージョン6.3を発表した。日本語・中国語・韓国語の互換表意文字に関する改善などが盛り込まれた。
Unicode Consortiumは2013年9月30日、Unicode標準の更新版となるバージョン6.3を発表した。日本語・中国語・韓国語で使われている、字形が異なるが同じ意味の文字(互換表意文字)に関する改善などが盛り込まれた。
公式ブログによると、バージョン6.3のUnicode双方向アルゴリズム(Bidirectional Algorithm)では、丸カッコやかぎカッコの組み合わせのレイアウト一致を図り、カッコの表示方法や位置などを調整したという。また、テキスト処理を孤立化させる仕組みを提供し、別々のソースからメッセージを、文字の順番を乱すことなく組み立てられるようにした。
日中韓の言語への対応では、1002文字の日中韓の互換表意文字について、新たに標準化バリエーションシーケンスを追加して、何らかのプロセスで文字が正規化されると形が変わってしまうなど、互換表意文字に関してよく知られた問題に対応した。同シーケンスを使えば、正規化しても、これらの文字の形が保たれるという。
さらに、5つの新しいbidiフォーマットの文字によってアラビア語、ヘブライ語、ペルシャ語、ウルドゥ語などの文字表記も改善した。bidiフォーマットはCSSなどの機能に対応している。
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