日本オラクルは国内データセンターが利用できるクラウドサービスを発表した。コンタクトセンター業務に関連するアプリケーションサービスを提供する。
2013年3月25日、日本オラクルは日本国内のデータセンターから同社のクラウドサービス「Oracle RightNow Cloud Service」を利用できるようになったことを発表した。日本オラクルでは、同サービス開始を契機に、日本国内に新たにデータセンターを設置したという。ベースとなるシステムはオラクルが推進している「エンジニアド・システム」を採用している(関連記事)。
Oracle RightNow Cloud Serviceは、クラウド経由でSNSやコンタクトセンターを含むクロスチャネル型の統合サービスとして位置付けられる。同サービスには下記5つの機能モジュールが含まれる。
従来のCRMなどが担っていた顧客情報管理やサービスなどの情報をカバーする内容だ。オラクルが展開するクラウドプラットフォームサービスOracle Cloud上のアプリケーションサービスとして展開する。従来、米国データセンターなどで提供してきたサービスを日本国内のデータセンター経由で提供することで「日本市場で要求されるサービスレベルやデータ統制に対して、一層適切な運用管理が可能」(プレスリリース)になるとしている。
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