AWSのクラウド型データウェアハウスサービス「Amazon Redshift」がいよいよ正式公開となる。今後数カ月以内に各リージョンでの利用が可能になるという。
Amazon Web Servicesは2013年2月18日、Amazon Redshiftの提供を開始した。同社が2012年11月28日に発表していたサービスだ(関連記事)。発表時点では限定プレビューとして一部のユーザーのみ利用できる状態だったが、今回正式なサービスとしてリリースされた形だ。
Amazon Redshiftは、クラウド型のデータウェアハウスサービスで、ペタバイト級のデータにも対応でき、かつテラバイト当たり年間1000ドル以下と低価格で利用可能な点が特徴。Amazon Redshiftは現在US Eastリージョンのみで提供されるが、今後数カ月以内にAWSの他のリージョンでも利用可能になるとしている。
MicroStrategy、Jaspersoftの他、SAP、IBM、Informatica、Tableau、Attunity、Actuate、Pentaho、Talend、Birst、Roambi、Pervasiveがテクノロジーパートナーとして自社ソフトウェアでのRedshift対応を表明している。この他の既存データベースからはJDBC/ODBCドライバ経由で接続できる。
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