まずはVisual Web Developerを起動し、下記の画面の手順で「Webサイト」を作成していく。WebサイトとはVB6のプロジェクトと同様に、1つのアプリケーションを作成する際に使用する複数のファイル群をまとめて管理する単位である。
基本的なWebサイトの作成手順(1)上記の手順により、以下の[新しい Web サイト]ダイアログが表示される。
基本的なWebサイトの作成手順(2)以上の作業によって新しいWebサイトが作成される。
Webサイトの中には白紙状態のWebページ(Default.aspxファイル)が1つ生成されており、このWebページがVisual Web Developerの編集画面(以降、ソース・エディタ)に表示されるはずだ。デフォルトではソース・エディタによるHTMLソースの表示となっているが、以下の画面の手順で簡単にデザイン画面(「Webフォーム・デザイナ」と呼ばれる)に切り替えることが可能である。
新規作成されたWebサイトに含まれるWebページ次に、Webフォーム・デザイナでWebページの外観(デザイン)を作成してみる。VB6と同様にツールボックスからコントロールを配置することにより簡単にフォームをデザインできる。
Webフォーム・デザイナによる外観(デザイン)の作成WebページのデザインについてはVB6とほぼ同様の手順でできることが確認できたと思う。
次に、ボタンをクリックしたときに行われる処理のコードを記述してみる。ここでもまたVB6と同様に、配置したボタンをダブルクリックすることにより、イベント・ハンドラが作成される。
ボタン・クリック時のイベント・ハンドラの記述コードの記述についてもVB6とほぼ同様の手順でできることが確認できたと思う。
簡単ではあるがWebページが作成できたので実行してみよう。次の画面ではVisual Web Developerで(デバッグ・モードで)実行している。
作成したWebページの実行Webページの実行を開始すると、Webブラウザが起動し、Webページが表示される。そのWebページには、次の画面のようにテキストボックスとボタンとラベルが表示されていることが確認できる。
テキストボックスに文字列(「miyazaki」)を入力し、ボタンをクリックすると、ラベルに“Hello World miyazaki”のように表示される。
次に、作成したWebページに機能を追加する手順を見ていくことにしよう。まずは入力チェックだ。
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