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開発現場の「失敗恐怖症」をAIが治療? クラスメソッドがAI開発導入支援サービスを提供開始最短1カ月で複数アイデアを検証可能に

クラスメソッドは「AI駆動開発支援サービス」の提供を開始した。ソフトウェア開発に挑戦する組織が、失敗を恐れずトライ&エラーできる環境づくりに貢献するとしている。

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 クラスメソッドは2025年4月23日、「AI駆動開発支援サービス」の提供を開始すると発表した。同社によると「AIを活用してソフトウェア開発の在り方を刷新するサービス」だという。

1〜2カ月で複数のアイデアを検証可能に

 クラスメソッドによると「AI駆動開発」とは、AI(人工知能)を活用してソフトウェア開発のプロセスを効率化するアプローチのこと。AI駆動開発支援サービスの特徴として同社は「小さく始めて、素早く学び、迅速に改善する」点を挙げている。クラスメソッドの技術とAIを組み合わせて開発プロセスに組み込むことで、1〜2カ月で複数のアイデアを検証できるとしている。

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AI駆動開発支援サービスの概要図(提供:クラスメソッド

 主要な支援内容は「PoC(概念実証)/MVP(Minimum Viable Product)開発」と「AI駆動開発実践プログラム」の2つ。PoC/MVP開発は、生成AIを活用したプロトタイプ開発を支援する。同社は「“失敗”のコストを抑えながら成功の可能性を高められる」としている。AI駆動開発実践プログラムでは、「AI駆動開発に挑戦したいが方法が分からない」といった企業を対象に、実践的な伴走支援を提供する。

 クラスメソッドは「従来の手作業中心のコード記述やテストを、生成AIによって自動化することで、開発チームがより創造的な課題解決に集中できるよう支援する。挑戦的な事業アイデアの検証やプロダクトの迅速な実現が可能になる」としている。

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