金融相は「米国の状況や欧州の今後の進め方など、国際的な動きもしっかりとフォローしながら日本の対応を見ていく」とコメント。
金融庁の松下忠洋担当大臣は7月3日の閣議後の記者会見で、前日に企業会計審議会が公表したIFRS(国際財務報告基準、国際会計基準)適用の審議をまとめた「中間的論点整理」について、「これから検証をして勉強をしていきたい」と述べた。その上で「米国の状況や欧州の今後の進め方など、国際的な動きもしっかりとフォローしながら日本の対応を見ていく」と話した(参考記事:金融庁、IFRS審議のまとめを公表「任意適用の積み上げを」)。
IFRS適用については米国証券取引委員会(SEC)からの適用方針の公表が遅れている。当初は2011年内に米国のIFRS適用方針が公表される予定だったが、いまだに公表されていない。そのため日本は単独で方針を決めづらいのが現状だ。松下金融相は会見で、金融庁の次のアクションとして「適切に、(米国や欧州に)後れを取ることがないように対応をしていきたい」と述べた。
7月2日に公開された中間的論点整理はIFRSの任意適用企業の拡大や審議の継続などを提言する内容。国際的な動向については「今後とも、国際的な情勢等を踏まえ、会計基準の国際的な調和に向けた努力を継続していく必要がある」としている。
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