日商エレ、紙文書を大量にe文書化できるソフト
2006/2/15
日商エレクトロニクスは2月14日、米EMC CAPTIVAと代理店契約を締結し、ドキュメントキャプチャソフトウェア「InputAccel Express」日本語版の販売を2月より開始すると発表した。
InputAccel Expressは、企業内の紙文書を素早くイメージデータやインデックスデータといったデジタルデータに変換できるソフトウェア。データ化することで、ECM(Enterprise Content Management)やBPM、ERP、ドキュメント管理システムなどの基幹システムにデータ連携できるようになる。
実際には紙文書をスキャンし、そのイメージデータをイメージエンハンスメント処理や日本語OCR、バーコードで自動認識処理する。また、イメージデータを表示しながら簡単な操作でインデックス入力が可能。作成したデータは、標準搭載のスタンダードエキスポーターでさまざまなファイル形式への出力が可能で、さらにオプションのエキスポーターでは主要なECM製品への出力機能を用意しているため、ユーザーが希望するファイル形式で最適なソリューションを利用できるとした。
そのほか、GUIベースの開発ツール「プロセス・ウィザード」では、画面をクリックするだけでキャプチャフローが設定できるため、実稼働までの時間とコストを削減できる点も特徴だ。例えば、インデックス5項目程度のキャプチャフロー開発が30分以内で行えるなど、従来製品と比較して10分の1以下の時間でキャプチャフロー開発ができるという。
同社では販売先としては、大企業や官公庁、自治体などを想定しており、初年度1億円(100サーバライセンス)の販売を目標に挙げている。
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日商エレクトロニクスの発表資料
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