「タクトスイッチでキャラクターの動きを制御する」UWPアプリを作る:ラズパイ3&Toradex、Windows 10 IoT Coreで楽しみながら検証するIoT実践入門(終)(2/4 ページ)
ITエンジニアに向け、「ビジネスに貢献するIoT活用」の第一歩を踏み出す「ひらめき」を得てもらうための本連載。今回は、物理ボタンのオン/オフでシステムの動きを制御するUWPアプリを作ってみよう。
タクトスイッチとLEDの配線作業を行う
タクトスイッチは、台湾スイトロニック製/12mm角サイズの「1273HA-160G-G」を用意した。価格は10個入りで約700円だ。
Toradexの場合
Toradexとは以下のように接続する。
タクトスイッチをe14−e16/g14−g16へ、LEDをブレッドボードのe9−e10へ、15mAの定電流ダイオードをd5−d9へ差し、オス×メスのジャンパーワイヤ4本をToradexとつなぐ。黒色のジャンパーワイヤは、ブレッドボードのb10−GPIOの19番ピン「SODIMM_79(GPIO)」とc16−GPIOの3番ピン「GND」へつなぐ。赤色のジャンパーワイヤはb5−GPIOの33番ピン「+3.3V PWR」とc14−GPIOの17番ピン「SODIMM_97(GPIO)」へ接続する(写真1)。
Raspberry Pi 3の場合
Raspberry Pi 3とは以下のように接続する。
タクトスイッチをe14−e16/g14−g16へ、LEDをブレッドボードのe9−e10へ、15mAの定電流ダイオードをd5−d9へ差し、オス×メスのジャンパーワイヤ4本をRaspberry Pi 3とつなぐ。黒色のジャンパーワイヤは、ブレッドボードのb10−GPIOの31番ピン「GPIO6」とc16−GPIOの39番ピン「Ground」へ、赤色のジャンパーワイヤはb5−GPIOの1番ピン「3.3v DC Power」とc14−GPIOの29番ピン「GPIO5」へ接続する(写真2)。
これで配線は完了だ。続いて、Unity 5.3から書き出したUWPをVS2015で読み込んで、コードの修正を行おう。
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