「パブリッククラウドでも信頼できる」をアピール

IDCフロンティア、可用性SLAを99.995%に引き上げ

2012/04/23

 IDCフロンティアは4月23日、「IDCフロンティア クラウドサービス(IDCFクラウド)」の可用性に関するSLAを同日、これまでの99.99%から99.995%に引き上げたと発表した。

 IDCフロンティアでは可用性SLAを2つに分けて設定している。「仮想マシンSLA」と「インターネット接続SLA」だ。この2つのいずれか、あるいは双方が99.995%の稼働率を下回った場合、障害継続時間ににかかわらず、対象サービスの料金を10%減額する。すなわち、例えばインターネット接続のみがダウンして99.995%の要件を満たさなくなった場合、インターネット接続料金の10%が減額となる。

 IDCフロンティアは今回の発表について、「99.995%は通過点であり、99.999、99.9999……とさらにレベルを上げていきたい」としている。また、情報セキュリティの認証基準「ISO/IEC27001:2005(JIS Q 27001:2006)」、経済産業省が公表している「クラウドサービス利用のための情報セキュリティマネジメントガイドライン」、厚生労働省の「医療情報システムの安全管理に関するガイドライン 第4.1版」といった基準を満たしていることとあわせて、IDCFクラウドの信頼性を証明していきたいとしている。

(@IT 三木泉)

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