複数ドメイン向けを1台に統合可能

センドメール、仮想環境やWindows Server 2008に対応

2009/04/16

 センドメールはWindows用メールサーバソフトの最新版「Sendmail Advanced Message Server 2.0 J Windows」(SAMS 2.0)を発表した。5月11日から販売する。

 新たにVMware、Hyper-Vの仮想環境に対応したほか、Windows Server 2008に対応。複数のドメインを管理・運用しているメールホスティングサービスなどで、1台の物理サーバ上の仮想環境にSAMS 2.0を複数導入して運用可能になる。事業部ごとに固有のドメインを設定・運用している大企業やグループ会社にもメリットがあるという。

 SAMSは、MTA(Message Transfer Agent)、POP/IMAPサーバ、および専用データベースによるメールストアを1つに統合した製品。WebベースのGUIによる設定が可能で、管理権限分散機能を持ち、サイト管理者、ドメイン管理者など、複数の管理者で作業を分担し運用管理を効率化できる。

 SAMS 2.0はオープンプライスで、参考価格は250ユーザー規模で88万から。センドメールのパートナー各社を通して販売する。Zip圧縮、PDFパスワード、アンチスパムソリューションをオプションでバンドルしたパッケージ製品も提供する。

(@IT 西村賢)

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