230以上の新機能
Mono 2.0などを搭載した「openSUSE 11.1」リリース
2008/12/19
NovellおよびopenSUSEプロジェクトは12月18日、Linuxディストリビューションの最新版「openSUSE 11.1」をリリースした。
openSUSE 11.1は、Linuxパッケージの開発プラットフォーム「openSUSE Build Service 1.0」を用いて開発された初のバージョンとなる。インストール/設定ツール「YaST」に新たなプリンタモジュールを追加したほか、パーティショニングモジュールやセキュリティモジュールを再設計するなど、230以上の新機能が追加されている。
Linuxカーネル 2.6.27.7を採用しており、デスクトップ環境としては「GNOME 2.24.1」および「KDE 4.1.3./3.5.10」を搭載する。また「openJDK」やオープンソースの.NET実装「Mono 2.0」などもサポートしている。
オフィススイートとしてはNovell版の「OpenOffice.org 3.0」を搭載。Microsoft Excelとの互換性強化やパフォーマンス向上が図られているほか、ODF 1.2のサポート、OOXML用インポートフィルタの搭載など、多くの機能が強化された。またユニークなところでは、音楽再生・管理ソフトウェア「Banshee 1.4」が含まれており、Android搭載携帯電話との同期が可能になっている。

関連リンク
関連記事
情報をお寄せください:
- 【 pidof 】コマンド――コマンド名からプロセスIDを探す (2017/7/27)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、コマンド名からプロセスIDを探す「pidof」コマンドです。 - Linuxの「ジョブコントロール」をマスターしよう (2017/7/21)
今回は、コマンドライン環境でのジョブコントロールを試してみましょう。X環境を持たないサーバ管理やリモート接続時に役立つ操作です - 【 pidstat 】コマンド――プロセスのリソース使用量を表示する (2017/7/21)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、プロセスごとのCPUの使用率やI/Oデバイスの使用状況を表示する「pidstat」コマンドです。 - 【 iostat 】コマンド――I/Oデバイスの使用状況を表示する (2017/7/20)
本連載は、Linuxのコマンドについて、基本書式からオプション、具体的な実行例までを紹介していきます。今回は、I/Oデバイスの使用状況を表示する「iostat」コマンドです。
キャリアアップ
- - PR -
- - PR -
転職/派遣情報を探す
「ITmedia マーケティング」新着記事
「パーソナライゼーション」&「A/Bテスト」ツール売れ筋TOP5(2025年4月)
今週は、パーソナライゼーション製品と「A/Bテスト」ツールの国内売れ筋各TOP5を紹介し...
Cookieを超える「マルチリターゲティング」 広告効果に及ぼす影響は?
Cookieレスの課題解決の鍵となる「マルチリターゲティング」を題材に、AI技術によるROI向...
「マーケティングオートメーション」 国内売れ筋TOP10(2025年4月)
今週は、マーケティングオートメーション(MA)ツールの売れ筋TOP10を紹介します。