30種類以上のゲストOSをサポート

サン、仮想化製品のサブスクリプションサービスを国内でも

2008/10/09

 サン・マイクロシステムズは10月8日、オープンソースの仮想化環境「Sun xVM VirtualBox 2.0」の法人向けサブスクリプションサービスを、日本国内でも提供開始した。

 Sun xVM VirtualBoxは元々、ドイツのInnotekが開発したデスクトップ向けのハイパーバイザ。2008年2月のサン・マイクロシステムズによる買収にともない、サンの仮想化技術「xVMシリーズ」を構成する製品の1つとして提供されている。

 Sun xVM VirtualBox 2.0は、ホストOSとしてSolarisおよびOpenSolarisのほか、Windows、Linux、Mac OS Xなどをサポート。ゲストOSとしては、これらに加えBSD系OSやWindows NT 4.0やWindows 3.1/95/98、OS/2 WarpやNetWareも含め、30種類以上のOSを実行できる。新バージョンでは、64ビット版Windows VistaやRed Hat Enterprise Linuxをサポートしたほか、Mac OS XとSolaris OS用でネットワーク機能の改善などが図られている。

 法人向けサブスクリプションサービスには24時間サポートが付属しており、料金は1ユーザー当たり年額4176円から(100ユーザー分以上からの販売)。個人/教育目的では無償で利用できる。

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(@IT 高橋睦美)

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