オープンソースで無償で公開

Rubyで作った国産タスク共有システム「9arrows」

2008/09/09

 9Arrowsは9月9日、Rubyで作成されたタスク共有システム「9arrows」をオープンソースソフトウェアとして公開した。公式サイトから無償でダウンロードできる。同時にASP版9arrowsも提供される。

 9arrowsは、プロジェクトを作業単位に分割して、担当者の割り振りやスケジュール、進捗状況の管理を行うWBS(Work Breakdown Structure:作業分解図)ツール。従来のグループウェアでは対応が困難だった作業管理を行い、予定や進捗状況を共有することで、プロジェクトを効率的に進めることができる。

9arrows01.jpg

 「Ruby on Rails」やJavaScriptのフレームワーク「ExtJS」のほか、Flex、AIRといった技術を用いて開発されている。Ruby on Rails 2.0以上が動作する環境で利用可能だ。ほかにPostgreSQL 8.2以上、Adobe AIR 1.1が必要。

 9arrowsはGPL v3ライセンスで公開されている。ただし9Arrowsでは、改変したソースコードを非公開とすることができるライセンスも別途用意する計画という。

(@IT 高橋睦美)

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