アドビが調査
米国ホワイトカラーの2割が機密保護対策「自信なし」
2008/02/08
「ファイルサイズの制限でメールに添付できない」(42%)、「作業を行っている資料のバージョン管理」(37%)、「資料送付先にファイルを開く適切なソフトがない」(32%)――。米アドビ システムズが行った調査から、米国のホワイトカラー層が資料作成時に感じている課題が明らかになった。
調査は2007年6月から8月にかけて、調査会社のハリス・インタラクティブに委託して行った。IT専門職をのぞく、各業界の1542人が対象。
調査結果によれば、関係者間でレビューが必要とされる資料を作成する場合、1文書当たり平均して2.5人以上によるレビューが行われる。この数値は業界によってばらつきがあり、製造業界で3.0人、行政機関で3.1人とほかの業界を上回る数値となったという。
また、回答者の85%が機密情報を含んだ文書やファイルを保有しており、機密保持を行うための何らかのツールや手段を使っているのは80%。残り20%は機密保持を行うための適切なツールがない、もしくは機密保持を行なう自信がないと回答した。
機密保持を行なう方法として挙げられたのは「オリジナルファイルにパスワード保護を設定する」(53%)、「オリジナルファイルでの共有に代えてPDFファイルで共有する」(48%)、「紙での情報共有」(27%)など。法務、建築・建設、専門サービス、製造業界などの業界ではPDFファイルで機密情報を管理する割合が、他業界に比べて高かったという。
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