省電力による“グリーン度”を訴求

デスクトップでもSSD採用モデルが登場、米HP

2008/01/24

 米ヒューレット・パッカードは1月23日、法人向けデスクトップPCを2モデル発表した。両モデルともSSD(ソリッド・ステート・ドライブ)を採用し、HDDモデルに比べて電力効率が高い省電力性や信頼性、耐久性を訴求していく。これまでノートPCでのSSD採用はあったが、デスクトップ向けでは業界初。

 SSD対応となるのは「HP Compaq dc7800 Ultra-slim Desktop PC」(即日出荷、1258ドル〜)と「HP Compaq dc5800 Business PC」(2月11日出荷、579ドル〜)の2モデル。北米以外での出荷時期は地域によって異なる。

 環境性能ベンチマークテスト「EPEAT」(Electronic Product Environment AssessmentTool)において、両モデルは「EPEAT Gold」と認定されている。EPEATは、消費電力や有害物質の含有量などを元に環境に対する負荷を評価する米団体Green Electronicsによるアセスメントで、企業や政府機関など、環境への配慮を考えた機器選定を行う組織に統一的な指標を提供する。2007年1月に発令した大統領令で、米政府関連組織はEPEAT基準を満たす製品の購入が義務付けられている。

 HPは、省電力性の高いPCを使うことで企業は電力コストを抑えられるだけでなく、環境負荷も減らすことができるとしている。

(@IT 西村賢)

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