エミュレータも提供
グーグルが「アンドロイド」SDK公開――動画デモも
2007/11/13
米グーグルは11月12日(米国時間)、携帯電話向けプラットフォーム「Android」(アンドロイド)のアプリケーションを開発できるSDKを公開した。ドキュメント類やサンプルコードも公開し、開発者がすぐにアプリケーションを開発できるようにしている。同時に公開したビデオではアンドロイドのユーザーインターフェイスやアプリケーションを紹介している。

公開した資料によるとアンドロイドはLinuxのカーネル2.6がベース。アプリケーションフレームワークやモバイルデバイス向けバーチャルマシン「Dalvik virtual machine」、統合型Webブラウザ、SQLiteなどで構成。Webブラウザはオープンソースの「WebKit」のエンジンを採用する。グラフィックスは2Dと、OpenGL ES 1.0に基づく3Dをサポートする。

アプリケーションの開発はJavaで行う。SDKにはデバイスのエミュレータやデバッグツールのほか、Eclipse向けのプラグインが同梱される。グーグルはSDKで開発したアプリケーションを募り、優秀なアプリケーションには最高で30万ドル(約3300万円)、総額で1000万ドル(約11億円)の賞金を出す「Android Developer Challenge」を2008年1月に開始することも発表した。

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