経費精算から契約書管理まで多様に使える
エプソン、簡単操作の文書管理システムをパワーアップ
2007/11/02
エプソン販売は11月1日、文書管理システムの新バージョン「Document Browser Ver.2」を11月15日に販売開始すると発表した。
Document BrowserはWebブラウザで利用する文書管理システム。紙文書の電子化にも使えるが、基本的にはWordやExcel、PDFなど電子的文書を対象とした管理と回覧ワークフローを実現するサーバソフトウェアだ。

Document Browserの大きな特徴は、管理者にとっての設定や運用の簡単さにある。この種の文書管理システムでは、用途別に適切な入力項目を備えた文書登録画面を作成する必要があるが、Document Browserではノンプログラミングでの作成を実現している。
あらかじめ用意されている画面構築用の部品(パーツ)を取捨選択することで、簡単に文書データの登録・管理画面をカスタマイズし、用途別のキャビネットとして利用できる。契約書や資産の管理、経費精算、購入申請、営業日報管理など、さまざまなテンプレートもそろっている。画面上の項目は、運用開始後に変更することもできる。
新バージョンではまず、登録文書の版管理が可能になった。登録文書に修正を加え、同じ文書名で再登録すると、自動的に同一文書の新たな版として管理される。また、従来は文書登録時に入力する説明文でしか自由文検索ができなかったが、文書内容の自由文検索も可能になった。また、OSのタスクスケジューラと連携し、日時を指定してバックアップを自動実行するツールも新たに備わった。

ライセンス提供方法の抜本的な変更も行った。従来は買い切り型だったが、Ver.2では年間ライセンス方式になったため、初期導入コストが低下するとともに、経費として処理できるようになった。年間ライセンス料は20キャビネット版で9万8000円など。
エプソンではDocument Browser Ver.2を1キャビネット1年間無料で使えるキャンペーンを11月15日に開始する。対象はエプソン製「オフィリオ」シリーズのプリンタや複合機を利用中のユーザー。
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