90日以内に出荷

サンがWindows搭載サーバを販売へ、MSとの協業拡大

2007/09/13

 米マイクロソフトと米サン・マイクロシステムズは9月12日、提携内容を拡大すると発表した。具体的には、サンが自社のx64サーバにマイクロソフトのWindows Serverをプリインストールして出荷する。Windows Server 2003を搭載したx64システムは、90日以内に出荷される予定という。

 またマイクロソフトの仮想環境でサンのSolarisがゲストOSとして動作し、サンの仮想環境でもWindows ServerがゲストOSとして動作するようにする。

 IPTV事業でも提携を強化する。Microsoft Mediaroom IPTVとマルチメディアプラットフォームの、サンのサーバおよびストレージシステムへの導入を、世界規模で進めていくことでも合意した。

 また両社は、マイクロソフト本社のあるワシントン州レドモンドに「インターオペラビリティ・センター」を新設する。同センター内には、Windows搭載x64サーバの機能測定を行う研究所や実演コーナー、データベースやメッセージング、仮想化などの共同ソリューション開発セクションなどを設ける計画という。

 両社は2004年4月に提携を発表、Webサービスの相互運用やID管理、シンクライアント、システム管理などの分野で共同開発を行っている。

(ITmedia)

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