VoIP、リモートデスクトップを活用

NEC、遠隔定期検査サービスを個人向けにパッケージ商品化

2007/07/05

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 NECとNECパーソナルプロダクツの2社は7月5日、NECのPCユーザー向けにハードウェアとソフトウェアの定期点検を遠隔地から行うサービスを、「リモート点検サービスパック」として商品化したと発表した。7月10日から全国の店頭で販売する。価格は5980円で1年間有効。

 サポートは、PC上の音声通話ソフトを用いて行う。対象となるのは、2006年4月発表モデル以降のNEC製PCで、Windows VistaまたはWindows XPのユーザー。利用にはブロードバンド接続が必要。また、サービス提供時間は9時〜22時(年中無休)。

 定期点検では、CPUやハードディスクなどの動作確認、ウイルス対策、OSの自動更新設定など、ハードウェアとソフトウェアの両面でメンテナンスが適切に行われているかを定期的に点検する。サービス登録後の3、6、11カ月後の3度に渡り電子メールにて通知する。点検はWebブラウザで指定URLにアクセスしてボタンをクリックすることで行う。点検後に改善が必要な結果が出た場合は、結果画面にボタンが表示され、クリックすることでパソコンの設定が完了する「自動設定ナビ」を用意した。トラブル解決が難しい場合や、パソコンの使い方、パソコンの活用方法を知りたい場合、サポート内容に応じた3種類の専用ホットラインで技術担当者と直接通話ができる。パッケージには、通話に必要なヘッドセットが付属する。技術スタッフがユーザーのPCの操作を代行する「リモートサポート」も提供する。

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(@IT 西村賢)

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