セキュリティポリシーやユーザー認証の統合管理を提供
ディアイティ、エッジセキュリティを強化する製品2種を発売へ
2007/06/05
ディアイティは6月5日、ネットワークエッジ・セキュリティの統合管理を実現する製品2種の販売を7月に開始すると発表した。新たに販売するのはシンガポールのCelestix Networksによるエッジセキュリティアプライアンス「MSAシリーズ」と、韓国Netcube Technologiesが開発した複数のユーザー認証システムを統合できる「EASシリーズ」。
CelestixのMSAシリーズは、マイクロソフトの「Microsoft ISA Server」を同社のハードウェア上で稼働するアプライアンス製品。ISA ServerのEnterprise Editionを搭載した「MSA5000e/6000e」とBranch Office Editionを搭載した「MSA3000b/4000b」に大別される。MSA5000e/6000eからはMSA3000b//4000bを含めたすべてのMSAシリーズを統合管理できる。複数拠点にまたがるセキュリティポリシーの統一に役立つという。

同社社長のヨン・タイ・リン(Yong Thye Lin)氏によると、MSAシリーズはWebユーザーインターフェイスによる設定の簡単さや帯域管理機能を特徴とする。コンテンツフィルタにはSurfControlあるいはWebSense、アンチウィルスにはKaspersky Anti-Virusをオプションで搭載可能だという。
一方、NetcubeのEASシリーズはユーザー認証サーバ製品。RADIUSサーバを搭載し、IEEE 802.1x認証に利用することもできる。Active Directoryをサポート、Windowsマルチドメインに対応するため、グループ会社や出向社員の混在環境における認証管理を簡便化できるという。同シリーズにはアプライアンス形態の「EAS-PRO」とソフトウェアの「EAS Enterprise」がある。EAS Enterpriseは大規模企業向けで、ユーザー数を無制限に利用できるという。
ディアイティの掲げる初年度の国内販売目標は、MSAシリーズが100台、EASシリーズが50台。
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