ATL、最大10TB記録可能なテープライブラリを発表
2002/4/11
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「ATL M2500」 |
ストレージベンダである米クアンタムのオートメーションテープライブラリ部門の子会社ATLは、最大10TB(圧縮時は20TB)の記憶容量を持つエンタープライズクラスのテープライブラリ「ATL M2500」(以下M2500)を発表した。
M2500は、高さ13.5Uの筐体に最大6台のテープドライブを搭載し、DLT8000、SDLT220、LTO Ultriumの3種類のテープ規格に対応する。インターフェイスは、ファイバチャネルもしくはSCSIで、データ転送速度は最大324GB/時。最大8つのマガジンに格納したテープを、内部のロボットがドライブにロード/アンロードすることで、複数のテープにまたがって大量のデータを自動的にストアすることができる。
バックプレーンにPCIバスを採用し、テープライブラリ内に新たなインターフェイスやマネジメントモジュールなどを拡張でき、SCSIからファイバチャネルへのアップグレードなどが容易に可能になる。
M2500は、4月に発表したATL M1500の上位機種。同社マーケティングマネージャーの白英美氏は、「M1500よりもテープの実装密度が高く、M1500と混在させても統合管理が可能な拡張性の高さが特徴」と、M2500の独自の優位性を語った。
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ATLプロダクツジャパン
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