神戸製鋼、災害対策として遠隔リアルタイム・バックアップシステム稼働

2006/3/14

 日本IBMは3月13日、神戸製鋼所における情報システムの災害対策を支援したと発表した。新システムは、同日より稼動する。

 システムは神戸製鋼の灘浜データセンターに設置されたホストコンピューター(本社部門、機械エンジニアリングカンパニー、溶接カンパニー)と加古川データセンターに設置されたホストコンピューター(鉄鋼部門)で、相互にリアルタイム・バックアップを行うというもの。バックアップには、IBMの「グローバル・ミラー」が採用されている。鉄鋼業界においては、40km程度離れた遠隔地リアルタイム・バックアップは、初めての試みという。

 日本IBMは2002年1月から、神戸製鋼の情報システムの開発・保守・運用業務を請け負っていた。

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日本IBMの発表資料

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