Linux Tips |
 |
タッチパッドの設定をGNOMEで行うには
北浦訓行
2006/8/10 |
Linuxでタッチパッドのスクロール機能を使うにはやLinuxでタッチパッドとUSBマウスを共存させるにはで、Synapticsというタッチパッド用ドライバの設定方法について説明した。ここでは、Synapticsの設定をGUIで行うツールである「GSynaptics」を紹介する。
GSynapticsのtarボールは、http://gsynaptics.sourceforge.jp/からダウンロードできるが、Fedora Core 5の場合はFedora Extrasにパッケージが用意されているので、以下のコマンドでインストールできる。
注:ここでは、Synapticsの設定が行われているという前提で話を進める。 |
インストールが完了したら、/etc/X11/xorg.confのInputDeviceセクションに以下の行を追加する。
Option "SHMConfig" "true" |
設定を追加したら、[デスクトップ]メニューの[他の個人設定]−[タッチパッド]を選択して[タッチパッドの設定]ダイアログボックスを起動する。
[一般]タブでは、タッチパッドの有効/無効や感度を設定する。不用意に[タッチパッドを有効にする]をオフにすると、即座にタッチパッドが使用できなくなるので注意が必要だ。
 |
[タッチパッドの設定]ダイアログボックスの[一般]パネル |
[タッピング]パネルでは、タッピング(タッチパッドに触れる動作をマウスのクリックと見なす機能)のオン/オフやタップのタイミングなどを指定する。
 |
[タッチパッドの設定]ダイアログボックスの[タッピング]パネル |
[スクロール]パネルでは、タッチパッドを使ったスクロールの設定を行う。
 |
[タッチパッドの設定]ダイアログボックスの[スクロール]パネル |
Linux Squareフォーラム Linux Tipsカテゴリ別インデックス |
Linux & OSS 記事ランキング
本日
月間