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外部公開資産から内部サーバまで、企業の脆弱性を徹底診断するサービス ソフトクリエイトが提供開始1つのIPアドレスから始める企業リスク診断

ソフトクリエイトは2025年6月12日、サーバやネットワーク機器の脆弱性を診断するサービス「SCSmart プラットフォーム診断」の提供を開始した。1つのIPアドレスから診断可能で、外部公開資産から内部サーバまで幅広く対応するという。

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 ソフトクリエイトは2025年6月12日、「SCSmart プラットフォーム診断」の提供を開始した。企業のサーバやネットワーク機器に潜む既知の脆弱(ぜいじゃく)性を洗い出すサービスで、ソフトクリエイトが提供するセキュリティコンサルティングサービス「SCSmart」の一環として提供される。

 同社は「診断結果に基づいて、情報漏えいやシステム障害につながるリスクを事前に特定し、対策、提案することで、企業のセキュリティレベルを向上させる」としている。

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外部と内部の両面から脆弱性を総合的に診断

 SCSmart プラットフォーム診断には2種類の診断方法がある。1つは、インターネット経由の攻撃を想定した「リモート診断」。もう一つは内部ネットワークのマルウェア感染や内部攻撃者による脅威を想定した「オンサイト診断」だ。

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「SCSmart プラットフォーム診断」のイメージ

 同サービスの特徴として、必要最小限の範囲から網羅的な診断が可能な点がある。1つのIPアドレスから診断を開始でき、外部に公開されている資産はもちろん、内部サーバやネットワーク機器に存在する既知の脆弱性まで広範囲に洗い出せるという。診断後には、発見された脆弱性の内容や判断理由、影響範囲、具体的な設定改善案まで詳細に記載された報告書が提供される。

 顧客の要望に応じて、設定変更やアップデート作業もサポートしており、「発見から対策までをワンストップで支援する」としている。さらに、3カ月以内であればリモートの再診断が1回まで無償実施できるため、対策が十分に機能しているかどうかの確認もしやすい。

 ソフトクリエイトは「外部公開しているサーバやネットワーク機器に既知の脆弱性がないかどうかを確認したい、社内のシステムを見直すタイミングでセキュリティリスクを洗い出したいといった課題を持つ企業に最適なサービスだ。各診断に基づいて攻撃に対する防御力を総合的に評価し、情報漏えいやシステム障害のリスクを未然に防ぐための具体的な提案をする」と述べている。

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