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Azure App Serviceであれもこれもできないと嘆く人に贈る無料の電子書籍『App Service on LinuxのNGINXカスタマイズ集』人気連載まとめ読み! @IT eBook(138)

人気過去連載を電子書籍化して無料ダウンロード提供する@IT eBookシリーズ。第138弾では、AzureのWebサーバ「App Service on Linux」に内蔵の「NGINX」をカスタマイズすることで、標準のApp Serviceにはない機能を実現する方法をまとめてみた。

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 Microsoftのクラウドサービス「Azure」には、簡単にWebサイトやWebアプリケーションを構築できる「App Service」というサービスがある。Web UIの「Azureポータル」を少し操作するだけで、簡単にクライアントへWebコンテンツを配信できるようになる。それでいて何十台というマシンにスケールアウトして性能向上も図れる。またPythonやNode.js、PHPといった複数の言語で開発できる上に、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)に組み込むことも可能だ。

 ただ、当然ながらApp Serviceも万能ではない。例えば、コンテンツ圧縮やクライアントキャッシュ期間を設定したくても、Azureポータルやその他のCUI(Character User Interface)ツールには、そうした機能が用意されていない。こうした設定をレンタルサーバで利用していた場合は、特にApp Serviceに対して不自由を感じてしまうかもしれない。

 しかし救いはある。実は、Linux上で動作する「App Service on Linux」の場合、Webサーバソフトウェアとして「NGINX」が採用されている。そのNGINXの設定ファイルを修正すれば、標準機能ではできない各種設定の変更が可能だ。

 @IT eBookシリーズ第138弾「App Service on LinuxのNGINXカスタマイズ集」では、App Service on LinuxでWebサイト/Webアプリを構築することを前提として、AzureポータルやCUIツールでは不可能または困難なカスタマイズを実現する方法をまとめてみた。前述のコンテンツ圧縮やキャッシュ期間の他、BASIC認証、クライアントIPアドレスによるアクセス制限、レスポンスヘッダの追加、MIMEタイプの改変という具体的な機能をピックアップして、その設定手順とApp Service特有の注意点を説明している。

 「App Serviceはもうちょっとカスタマイズできればいいのに」と嘆いたことがある構築/運用担当者に、本書がお役に立てれば幸いだ。

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