Pythonの文字列判定(is系メソッド&正規表現)をマスターしよう! 無料の電子書籍『解決!Python 文字列チェック編』:人気連載まとめ読み! @IT eBook(131)
人気過去連載を電子書籍化して無料ダウンロード提供する@IT eBookシリーズ。第131弾は『解決!Python』から文字列の文字種をチェックする方法を解説した記事をまとめました。
Pythonに限らずプログラミング言語を使う上で避けては通れないのが文字列ですよね。そして、文字列を扱っていると、文字列に含まれる文字の種類の判断が必要になることがあります。例えば、input関数でユーザーに整数値を入力してほしいとしましょう。この関数の戻り値は文字列です。そして、ユーザーは整数以外の文字種も自由に入力できてしまいます。こんなときにどうすればよいでしょう?
このような場合、受け取った文字列を整数に変換して、ダメなら例外処理で対処するようなコードを書くこともあるでしょうが、事前に文字列に含まれている文字が数字だけかどうかをチェックするようなコードを書くこともあります。このような目的で便利に使えるメソッドがPythonの文字列には幾つも用意されています。
本eBookでは「文字列に含まれる文字が全て大文字(小文字)かどうか」「文字列に含まれる文字が全て数字かどうか」「文字列に含まれる文字が全てアルファベットかどうか」など、文字列を構成する文字種をチェックするのに使えるメソッドを紹介した以下の記事をまとめています。
- 「文字列が大文字だけで構成されているか、小文字だけで構成されているかを区別するには(isupperメソッド、islowerメソッド)」
- 「文字列が英数字(文字および数字)のみで構成されているかどうかを判定するには(isalnum/isasciiメソッド、正規表現)」
- 「文字列が数字だけで構成されているかどうかを判定するには ( isdecimal / isdigit / isnumeric / isasciiメソッド)」
- 「文字列が数値へ変換可能かどうかを判定するには(int/float関数の例外、re.fullmatch関数)」
- 「文字列が英字(文字)のみで構成されているかどうかを判定するには(isalpha/isasciiメソッド、re.match/re.fullmatch関数)」
各記事のタイトルを見ると分かる通り、文字列が持つメソッドに加えて、正規表現を使って文字種を判別する方法についても簡単に触れています。簡単な文字種の判別なら各メソッドを使えばよいのですが、少し慣れてきたら正規表現も使うようにしていくことでスキルも向上するかもしれません。このeBookを手元に持っておいて、文字列に含まれる文字種のチェックに迷ったときにはぜひとも役立ててくださいね。
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