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TIBCO+HP IntegrityサーバによるSOA/BPMの実現(2) |
ビジネスプロセスのリアルタイムを実現するSOA |
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最近の情報システムでは、“リアルタイム性”が重要度を増している。必要な情報を当事者/システムにリアルタイムに提供する──こうした「情報フローのリアルタイム」はTIBCOソフトウェア(以下TIBCO)が得意とする分野だ。
そしてもう1つ、ビジネスの状況に合わせて業務やシステムを組み替える「ビジネスプロセスのリアルタイム」にも注目が集まっている。これを実現するのがSOA(サービス指向アーキテクチャ)だ。
TIBCOが提供するSOAソリューションは、スケーラブルなメッセージングバスである「TIBCO Rendezvous」や「TIBCO Enterprise
Message Service(EMS)」に、「TIBCO BusinessWorks」「TIBCO Adapters」を加えたもの。これらを組み合わせることにより、互換性のないテクノロジやデータ間のシンプルな自動マッピングを行い、分散構築されたシステムを共通のデータフォーマットに統合する。
N対N接続をTIB接続にするTIBCOのSOAソリューション |
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TIBCOでは代表的なアプリケーション、メインフレーム、データベースの大半に対応するアダプタを用意しており、作り込みすることなくシステム間接続を可能にする点が市場から高く評価されている。TIBCOのSOAソリューションは堅牢な情報基盤をベースに、短い開発期間でシステム統合を実現する「ビジネスプロセスのリアルタイム化」を実現する。
ビジネス環境に合わせてリアルタイムにシステムを変更するには、それを支えるハードウェアも柔軟な対応ができるものでなければならない。その点、ヒューレットパッカード(以下HP)の「HP
Integrity サーバ」は、HP-UX(UNIX)、Windows、Linuxの稼動環境を提供し、1つのサーバ内に複数のOS環境を統合することができる。ミッドレンジ以上のマシンでは、仮想化技術によってパーティショニングを行い、これら3つのOS環境に対して動的にリソース変更を行うことも可能だ。
HP Integrity サーバ ラインアップ |
HP Integrity ハイエンドサーバ
HP sx2000チップセット搭載サーバ |
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HP Integrity エントリーサーバ
HP zx1チップセット搭載サーバ |
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TIBCOのソリューションにHP Integrityサーバを組み合わせることで、市場状況や業務内容の変化への対応はもちろん、システムリソースの無駄を省き、システム運用の面で大幅なコストリダクションが期待できる。
情報システムには常に「集中」か「分散」かの議論がつきまとう。手軽さや柔軟性という面ではオープン系の「分散」、運用の手間やコスト、セキュリティを考えればメインフレーム的な「集中」が理想だ。
HP Integrity サーバはLinuxやWindowsなどのオープンな環境を、メインフレームのような使い勝手で提供している。これによりハードウェアは集中、OSのレイヤーはオープン、アプリケーションは分散やSOA的な設計にするという理想を叶えることができるのだ。
TIBCOでは来年にかけて、SOAを実装するツールとして「TIBCO Matrix」(仮称)のリリースを予定している。これは、SOAに基づいて、分散・標準化されたサービスとして展開・管理されたコンポジット・アプリケーションの開発を可能にするプラットフォームだ。
変化への適応が、ソフトウェア、ハードウェアの両面に求められる時代だからこそ、ビジネスには柔軟なアプリケーション連係基盤と、強力・堅牢なサーバが欠かせない。TIBCOソリューションとHP
Integrity サーバの組み合わせは、これを満たす組み合わせだ。これにより、ミッションクリティカルで、スケーラブルなSOA環境を実現し、リアルタイムビジネスや将来へのかじ取りをする「PREDICTIVE BUSINESS」(予測型ビジネス)へと向かうことができるのだ。
ホワイトペーパー
ダウンロード |
「TIBCO+HP
IntegrityサーバによるSOA/BPM」
日本ティブコソフトウェア提供
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TIBCOソリューションとHP Integrityサーバについての詳細を紹介したホワイトペーパー「TIBCO+HP
IntegrityサーバによるSOA/BPM」が、TechTargetホワイトペーパーダウンロードセンターで入手できます。ダウンロードはTechTargetからどうぞ。 |
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提供:日本ティブコソフトウェア株式会社
企画:アイティメディア
営業局
制作:@IT編集部
{掲載内容有効期限:2006年8月17日
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