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@IT > ConceptBaseで新バージョン いま仕事に必要な情報を、すぐ役立つカタチに |
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「クレームは宝の山」として、ユーザーからの苦情や要望を、新たな製品やサービスの開発に積極的に生かしていこうとする企業が増えている。明日のヒット商品や顧客満足度向上、業務改善のためのヒントが今日の売り上げ等の数字には必ずしも直接関係しないような部署や業務に埋もれていることは多い。組織内の個人の知を、組織全体の知として最大限に活用していくこと。これは、ますますビジネス上の正解が見えにくくなっている現在の企業にとって、避けて通ることのできないテーマだ。 このことに早くから気づいた企業に愛用されてきたのがジャストシステムの「ConceptBase」シリーズだ。検索という武器を通じ、社内の多様なシステムに多様な形式で保存されている大量の情報から、個々のユーザーの目的にかなった形で知を拾い上げることを可能にし、既に2500社以上に導入されている。そのConceptBaseが2006年1月にさらなる進化を遂げ、新バージョン「ConceptBase
V」が登場した。
ConceptBaseシリーズは、概念検索という、思いつきの言葉や自然文をもとに、類似した概念を持つ文書を探し出せる機能を備えていることで知られている。ConceptBase Vでは、これに一般的なインターネット検索で用いられている文字列一致検索、そして属性検索が加わり、目的に応じてより効率的な文書検索が可能になった。 さらに、検索条件として、一連の属性やメタデータ項目をあらかじめ設定しておき、ユーザーがこれにチェックを入れることで、検索クエリなしで目的のデータにたどり着くことのできる「ファセットナビゲーション」という機能も追加された。 これらをはじめとした新機能と、さらに分かりやすくなったユーザーインターフェイスとの相乗効果で、誰もが情報活用のエキスパートになれるように工夫されている。
ConceptBase Vでは、ConceptBaseの特長である概念検索と文字列一致検索に加え、属性検索機能を新たに搭載した。情報の属性に合わせ検索方法を組み合わせて利用することにより、検索精度の向上を実現している。 フレーズ[文字列一致]検索 コンセプト[概念]検索
属性検索[メタデータ・アドバンスドサーチ] ConceptBase Vでは、検索絞り込み条件としてメタデータを活用できるようになった。文書に含まれる語句だけでなく、メタデータに定義されている固有の情報を絞り込み条件として指定することで、情報のハンドリングをスムーズにすることができる。Notes文書のフィールド情報やRDBの列データを絞り込み条件として指定し、検索段階で必要な情報のみに絞り込むことができる。これにより、XML文書のタグ情報や属性情報を効果的に活用できる。
ConceptBase Vでは、業務プロセスや内容とそこで必要とされる情報、作成される文書の役割を整理し、仕事を進める人にとって最適な情報を最適な形で提供できるしくみを構築できる。 ファセットナビゲーション ファセットナビゲーションでは、階層化されていない情報の検索を、条件にメタデータを指定することで検索のレベルをより詳しく、簡単に設定できる。例えばNotes文書のフィールドに定義されるような「製品名」「会社名」「業種」などの固有値を、あらかじめ検索条件として用意しておくことで、検索という行為を意識せず、利用者本位の柔軟性のある情報アクセスを実現できる。数値、期間などを細かく指定した複数の検索条件の組み合わせで、絞り込みに対する満足度をあげるとともに、業務との連携密度の高い検索結果を得ることができる。
カテゴリシート(ビューポイント) 組織の業務特性に合わせた情報活用の手順を「ビューポイント」としてあらかじめ体系化して登録することにより、クリックするだけで検索が可能になる。ビューポイントを選択するだけで、業務上必要な文書一覧を確認することができる。情報を提供する側は業務ノウハウを提示することが可能になり、行動支援を促す知識提供の仕組みを実現できる。
ライブラリ 「ライブラリ」では、検索した結果の中から、有効な知識が獲得できた文書群、常に閲覧・参照したい結果一覧などを登録することができる。何度も再検索する必要がなく、結果をもとにさらに深い情報活用ができるようになる。
さらにConceptBase Vでは、獲得情報の分析や二次利用により、業務に密着した情報活用スタイルを実現している。また、検索機能とナビゲーション機能をカスタマイズすることにより、検索型業務アプリケーションを開発することも可能だ。 サーチリザルトナビゲーション[ナレッジファインダー] ConceptBase Vでは、前バージョンより搭載している「ナレッジファインダー」の機能を、属性検索を利用することにより強化している。検索結果を、本文の内容を自動分類した内容やメタデータの軸で整理して表示し、さらに整理された項目で絞り込むことができる。一覧表示された文書間の関係を分析することで、その情報から価値や意味を引き出し、知識の発見や学習を支援する。
ユーザ・カスタマイズ・シート[サーチ・アプリケーションズ] R&D部門、コールセンター、営業部門など組織ごとに、あるいは業務ごとに最適な情報活用環境を設計できる「ユーザ・カスタマイズ・シート」が用意されている。その業務で利用する情報の種類や属性、使い方にあわせ、最適な検索テクノロジー、ナビゲーション機能をレイアウトすることにより、検索型業務アプリケーションを開発できる。 ある調査によると、2006年度、国内企業がIT戦略の中で最も重要視している分野は、「情報活用」と「統合環境整備」。企業戦略において情報活用の重要性はこれまで以上に高まっている。上記のような機能を通じて、業務プロセスで必要とされる情報を整理し、そこで仕事を進める人にとって最適な情報を提供できる仕組みを構築できるConceptBase Vに注目する企業はますます増えていくに違いない。
提供:株式会社ジャストシステム
企画:アイティメディア 営業局 制作:@IT 編集部 掲載内容有効期限:2006年2月28日 |
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