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@IT > 空間の演出も重要課題 スタイリッシュなPOSで顧客の心をつかめ! |
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最近、お洒落居酒屋が増えたのに気付いた人も多いだろう。例えば、黒や茶をメインカラーにしたカウンター形式の椅子とテーブル、ワントーン落とした照明、そして黒いバンダナに渋茶色の作務衣を着た店員。その企業がイメージするテーマに沿って店内を演出することは、ブランドイメージ戦略として多くの店舗が取り入れている。コーヒー、アパレル、眼鏡、ジュエリーなどのショップや駅構内の専門店など、どこもが独自のカラーを店舗全体で表現している。 このように、店舗自体を「見せる」ことを重視する専門店が増える中で、1つだけ、その空間にマッチしないものがある。それが、店舗のカラーに合わず、しかも比較的場所を取るPOSシステムだ。 POSは、店員と顧客が最も接近するスペースに設置される。しかも、設置場所は顧客がサービスの対価を支払う際に、最後に目にするスペースだ。そこに、店舗の印象を打ち砕くPOSが大きく鎮座していたら、どうだろう。せっかくのブランドイメージも影を潜めてしまう可能性がある。 いままで、POSシステムは信頼性のPOS専用機か、簡易性のパソコンPOSかの選択であった。しかし、POSベンダは今後、このような専門店に対してPOSシステムの買い替えまたは新規設置のモチベーションとなるよう、顧客への訴求ポイントを大きく変更しなければならない。
では、専門店の心に、何が一番響くのか。それは、店舗のカラーも生かせる「スタイリッシュな見た目」といっても過言ではない。そんな専門店の気持ちをくすぐるのが、「infotouch1300 POS system」だ。 本体の「色」は、シックな黒を基本とし、透明感のある白も用意している。タッチパネル液晶とカスタマーディスプレイのパネル枠は、ブルーやグリーンなど6色が用意されている。雰囲気に合わせてパネル枠の色さえも変えられる、ちょっとした遊び心が心憎い。
スペースの問題も、しっかり考慮されている。タッチパネル液晶は12インチおよび15インチ、カスタマーディスプレイはローカルタイプ(一体設置型)およびリモートタイプ(分離設置型)、キャッシュドロアは紙幣3区分と硬貨6区分のコンパクトドロアと、紙幣4区分と硬貨3区分×2のスタンダードドロアのそれぞれ2種類から選べる。さらに、液晶パネル、レシートプリンタ、カスタマーディスプレイ、タッチスキャナ、キャッシュドロアは、それぞれ単体で設置可能だ。 例えば、キャッシュドロアをカウンターの下に隠してPOS自体の高さを低く抑えるだけで、圧迫感を除き「見える部分」をすっきりさせることができる。
また、キーボード(キー数32キー、OPキー)をディスプレイの横に取り付けることも可能だ。もし、スペース上の制約などがある場合は、infotouch1300の特長の1つである抵抗膜式タッチパネルを活用すればよい。画面にテンキーを表示させれば、それが外付けキーボードの代わりになるのだ。
ここまでデザインを中心に説明してきたが、そのデザインも、店舗で使うという前提にたった信頼性というベースがなければ、意味をなさない。特長は、大きく次の2点が挙げられる。
まず、POS専用機レベルの耐環境性と高信頼性を確保している点は重要だ。なぜならinfotouch1300は、POS専用機と共通の素材を採用し、同じ基準で設計・評価されているのだ。静電気対策や害虫侵入防止構造により、機器の誤作動を防ぐことができる。
また、タッチスキャナやカスタマーディスプレイなどの機器の電源は、すべてinfotouch1300本体から供給する仕組みとなっている。つまり、ACケーブルは本体の1本のみということだ。さらに、周辺機器と本体をつなぐケーブルもパネル下に収納できるので、スパゲッティ状態の配線状況を避けられるだけでなく、誤ってコンセントに足をかけて電源を切断する危険性も最小限に抑えられ、スタイリッシュな見た目を維持することが可能だ。 信頼性という意味では、サーバでも使用されているECCメモリ採用も特筆すべきだろう。ECCメモリであれば、メモリエラーを検知して訂正する(注)のでシステムへの影響を低減してくれる。 注:訂正するのは1bitのみのエラー時。2bit以上の場合はエラー検知のみ。
同一仕様モデルの長期安定供給も、パソコンPOSでは得られないメリットである。富士通フロンテックは、POS端末メーカーならではの配慮として「同一モデルの長期供給」を掲げている。 パソコンPOSの場合、半期ごとにモデルチェンジするため同じ外観のものが手に入らなかったり、アプリケーションの再検証に手間取るといった負荷がかかる。POSベンダにとって、外観と環境の継続性を保証する「infotouch1300 POS system」であれば安心して販売できるだろう。
2つ目の特長は、パソコンPOSとしての拡張性だ。インターフェースに外部ディスプレイ×1、シリアルポート×2、USB(2.0)×4、Powered USB(12V)×2、Powered USB(24V)×1、LAN(10/100BASE)×1が搭載され、業界標準「OPOS」(注)対応した周辺機器が用意されている。
注:OPOS(Open Point of Service)。OPOS技術協議会が推進する、Windows環境におけるPOSデバイスインターフェイスおよびAPIの標準仕様。また、「OPOS制御ライブラリ」とそれに対応したアプリケーションであれば、停電の発生をアプリケーションに通知し、バッテリバックアップ中にデータ保存&シャットダウンを行うことも可能。 OSにはWindows® XP Professionalを採用。パソコンと同じOSを搭載しているということは、POS以外のアプリケーションも使えるということだ。例えば、ペイントソフトなどを利用して閉店後に季節限定商品のPOPを作成したり、勤怠管理や顧客管理といった処理を行うこともできる。
infotouch1300はPOSシステムのほかに情報端末(KIOSK)としても利用できる。 例えば、店舗の要所にinfotouch1300本体を設置し、新商品の紹介や売り場案内を表示させることもできる。タッチパネルを活用して、顧客の要求に応じて表示内容を切り替えるインタラクティブ性を持たせることも可能だ。食品を扱う店舗であれば、最近特に注目が高まっているトレーサビリティ情報の表示にも使えるだろう。 いずれにせよ、顧客に直接触らせるといったことができるのも、infotouch1300のデザイン性と堅牢な設計なればこそである。 POSベンダの発想と顧客のニーズで、いかようにも展開できる。パソコン的な柔軟性とinfotouch1300のスタイリッシュなデザインが加われば、ビジネス展開の幅はさらに広がるだろう。
「infotouch1300 POS system」を提供する富士通フロンテックは、富士通グループ内でPOSシステムに関するハード、ソフト、サービス事業を受け持ち、多くの金融・流通分野に実績を持つ企業だ。infotouch1300のみならず、幅広い連携ソリューションも提供できる。例えば、手のひら静脈認証技術を利用した本人認証を行う出退勤管理システムを構築することも可能だ。 また、RFIDと組み合わせて売り上げ情報や在庫情報から予測仕入れ量の決定支援を行うシステムも考えられる。このように、将来的な拡張もしっかりサポートされる。豊富な導入実績に基づいた製品群を活用して、新たなビジネス展開も構築できるに違いない。 しかも富士通フロンテックは、システム導入計画から店舗導入展開、運用フェイズまでをサービスとして提供している。富士通グループが培ったヘルプデスクやオンサイト保守、センターサービスなどの運用支援を得られることは、POSベンダとして魅力的だ。 POS専用機の安定性と、パソコンPOSの拡張性、さらには新規ソリューション構築などの将来性。POSシステム販売に伸び悩みを感じていたならば、顧客も納得の「infotouch1300 POS system」を製品ラインアップに加えてみるのはいかがだろうか。
提供:富士通フロンテック株式会社
企画:アイティメディア 営業局 制作:@IT 編集部 掲載内容有効期限:2007年1月26日 |
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