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最重要資産であるデータを守るCA ARCserve r12.5シリーズ

データは企業の最重要資産。
バックアップとレプリケーションの
合わせ技で万全な保護体制を!


情報システムは、企業にとってすべてが“資産”だ。その中でも最も重要なのがデータである。顧客情報であれ、受注情報であれ、日々の業務の中から生み出されたデータは、何があろうとも最優先に守るべきだ。この重要な使命をどう実現するか。方法はいくつかあるが、今日企業を取り巻く情勢を考慮すると、解は自ずと絞られてくる。

   

さまざまな要件を満たす
データ保護が求められている

 データはただ守ればいいわけではない。今日の企業には今日的な事情を考慮した対応が求められている。

  例えば、万一の場合を考えた事業継続。新型インフルエンザ感染の広がりが騒がれる現在、組織のある拠点やデータセンターが感染地域として封鎖される事態を想定することは決して杞憂(きゆう)ではない。人が動けなくなったとしても活動が持続可能な体制を、速やかに確立しておかなければならない。

 さらに、世界的な経済危機への対応。多くの企業は、生き残りをかけて聖域なきコスト削減を余儀なくされている。企業情報システムもまた例外ではなく、データ保護という領域においても、要件を落とすことなく、それでいてより投資対効果が高いソリューションの採用が模索されている。

   

データ保護のためのトータル・ソリューション
「CA ARCserve r12.5シリーズ」

 まさにそのような企業の今日的なニーズに応えるために新登場したのが、CA ARCserve r12.5シリーズである。

 これは、日本に数多くの導入実績を持つバックアップ/リカバリソフトウェアであるCA ARCserve Backupの最新版r12.5と、データレプリケーションソフトウェア、CA ARCserve Replicationおよびその上位製品のCA ARCserve High Availabilityの最新版r12.5がラインアップされたものだ。

 CA ARCserve r12.5シリーズの最大のコンセプトは、データ保護のためのトータル・ソリューションの提供だ。先進のバックアップ技術を使ったデータの長期保存、レプリケーション技術を使ったデータのリアルタイム保存が可能なのだ。

バックアップとレプリケーションの連携で、安心を拡充
バックアップとレプリケーションの連携で、安心の幅を拡げる

 自動連携可能なこの2つの製品により、従来のソリューションに比べてはるかに高いコストパフォーマンスで、これらを同時かつ効率的に実現。万全のデータ保護体制の整備とともに、ITエンジニアの運用工数も大幅に削減することにより、彼らがよりプロアクティブな業務に時間を割くことを強力に支援する。

  では、それぞれがどのような進化を遂げたのか、どのような先進機能を携えているのか、次項から具体的に見ていくことにしよう。

   

データ保護における“安心”を拡充しつつ
コスト削減も実現 ――CA ARCserve Backup r12.5

 CA ARCserve Backup r12.5は、リカバリマネジメントのあるべき姿の将来を見据えて進化している。運用管理、ディザスタ・リカバリ/事業継続対策、セキュリティという3つの将来の観点で大きなステップアップとなる機能を実現した製品である。

 まず運用管理で最も大きな特徴といえるのは、データ・デデュプリケーションだ。日本語で“重複データの排除”を意味するこの機能は、バックアップの際、重複してバックアップされるデータをソフトウェア側で認識し、あらためて保存しないというものだ。データを二重に取らないということなら、すでに差分バックアップ、増分バックアップで実現されているではないか、と思われることだろう。しかし、それとは異なるのだ。日本CA パートナー営業本部 ストレージ・ソリューション営業部 Backup Solution グループ マネージャー 今井敏博氏は次のように語る。

 「既存の差分/増分バックアップ機能は、変更のない“ファイル”は重ねて保存しないということ。変更のあったファイルは、たとえその変更が一部分であっても、ファイル全体が保存されます。しかし、ファイルをいくつものチャンク(塊)といわれるデータに分割し、そのチャンクの粒度まで重複排除のレベルを上げてしまおうというのがデータ・デデュプリケーションなのです」

 データ保存量が削減でき、ストレージが有効活用できることから、データ・デデュプリケーション機能は、ハイエンドのストレージで一部提供されてきた。しかし、ハイエンド・ストレージで実現しようとすれば相当のコストがかかる。しかし、CA ARCserve Backup r12.5であれば、既存の環境にまったく変更を加えることなく、後からでも簡単に高レベルの重複排除を実践できるというわけだ。

 データ・デデュプリケーション機能には、従来のデータ圧縮機能を大きく上回る効果がある。バックアップのデータ量が日々の運用の積み重ねで増えていくことを考えると、この機能がCA ARCserve Backup r12.5に標準搭載された意義は大きいといえるだろう。

重複を排除するデータ・デデュプリケーション
重複を排除するデータ・デデュプリケーション

 今日、コスト削減およびディザスタ・リカバリ/事業継続対策という観点では、仮想化技術に大きな注目が集まっているが、CA ARCserve Backup r12.5はこの環境の拡張サポートにも重点をおいている。従来よりこの領域で潮流をなすVMwareおよびHyper-Vの双方に対応してきたが、今回新しいエージェントソフトウェア Agent for Virtual Machinesを開発、CA ARCserve Backupを利用して仮想化環境をバックアップするための操作性を統一した。

  また、リストアの手順も簡単になった。例えばVMwareの場合、これまでであればファイル単位でのリストアには、あらかじめバックアップもファイルモードで取得しておく必要があった。データを戻す際も、VMwareのVCB Proxy Serverにいったんリストアして、そこから戻したいファイルを戻したい場所に選んでファイルをコピーするというプロセスを踏んだ。それが新しいバージョンからはrawモードでイメージバックアップを取得しても、ファイルを選んで直接元の場所にリストアできる。この進化により手順は一気にワンステップに短縮したわけで、運用効率の向上は大きい。

  CA ARCserve Backup r12.5はまた、データ保護のためのセキュリティも強化されている。

 従来のソリューションでは、carootというルート権限を持った特権ユーザーがすべての操作を行っていたが、今回新しくARCserve Administrator、Backup Operator、Restore 0peratorなど7つの分割された役割が設定された。これにより、例えばBackup Operatorに任命された担当者はデータのバックアップは行えるがリストアはできないという具合に、厳密な職務分掌体制を敷くことができる。Backup Operatorの操作する画面にはバックアップ以外の機能の表示自体が行われなくなるため、データの安全性を高めることができる。さらに、それぞれの担当者がどういう操作を行ったかをすべてログとして記録することができ、万一の場合はログから操作を追跡することが可能だ。

   

ARCserve Backupとの高い親和性で
使えるレプリケーション製品を提供 ――CA ARCserve
Replication/CA ARCserve High Availability r12.5

 バッチによるデータの保存がバックアップであるのに対して、リアルタイムなデータの保存がレプリケーションだ。本番サーバに対するデータの変更を瞬時にとらえ、複製先サーバに転送することで本番サーバのレプリカを作り、いざというときもこの複製サーバで事業継続を行えるようにする。

 これを可能にするのが、CA ARCserve Replication/CA ARCserve High Availability r12.5だ。この2つの製品の違いは、前者がレプリケーションに特化する一方、後者がレプリケーションに加え、本番サーバと複製先サーバとの間で運用を自動で切り替えるスイッチオーバ、スイッチバック機能を備える点である。

 このスイッチオーバ/スイッチバック機能を実行するため、CA ARCserve High Availability r12.5は、本番サーバ、複製先サーバをモニタリングしている。それもサーバの死活を監視するだけでなく、サービスが立ち上がっているか、例えばデータベースであればデータベースがマウントされているかまでを確認する。その上で、一度サービスの再起動を試み、それでも復旧が難しいようならば複製先サーバにスイッチオーバするという、実に運用の現場を心得た設計なのだ。

  またこれらのレプリケーション製品に共通する基本的な第1の特長として、操作性が容易であることが挙げられる。GUIは、これまでも高い評価を得ているCA ARCserve Backupの直感的で分かりやすい画面が継承された。これまでCA ARCserve Backupを利用した経験のあるエンジニアであれば、違和感なく習熟することができる。もちろん、画面、メッセージ、マニュアルなどは完全に日本語化されている。

直感的で分かりやすい画面を継承しつつ強化したGUI
直感的で分かりやすい画面を継承しつつ日本語化されたGUI
(クリックで拡大します)

  第2の特長は、CA ARCserve Backupとの自動連携機能だ。これまでであれば、データのバックアップを行う際、スクリプトを書くなど手動でレプリケーション機能を停止し、バックアップ後に再び手動で開始する必要があった。しかし、 ARCserve r12.5シリーズはこの部分を完全に自動化することができる。つまり、レプリケーションの一時停止、バックアップの実行、レプリケーションの再開はARCserve Backup側で担うことが可能なのである。レプリケーションを手動で停止するぐらい大きな仕事ではないと思われるかもしれない。しかし、レプリケーションには処理方法を定義するシナリオというものがあり、対象ディレクトリ、ファイルによってレプリケーションを行うシナリオを分けた場合、1つ1つのシナリオごとにバックアップへの配慮もしなければならず、実際にはその手順は非常に複雑なものになる。r12.5シリーズはこの労働集約的な作業からエンジニアを解放するのである。

静的データの保存=バックアップと動的なデータの保存=レプリケーションの連携
バッチによるデータ保存とリアルタイムデータの保存を連携させる

  さらに、先進機能としてリワインド・テクノロジ、アシュアード・リカバリといった機能も見逃せない。前者は、障害発生直前の正常なポイントまでデータを巻き戻してリカバリするという機能だ。CA ARCserve Replication/CA ARCserve High Availability r12.5は、データに変更があるたびにそれをリワインドポイントとして記録しているため、任意の時点にデータを戻すことができるのである。

  一方、アシュアード・リカバリは、複製先サーバのデータが本当に使用可能かどうか、そのサーバ上のデータベースを一時オンラインにしてテストすることができるという機能である。そのときも、本番サーバで変更のあったデータは複製先サーバ内の別の場所に格納されるため、レプリケーションが途切れることはない。日本CA パートナー営業本部 ストレージ・ソリューション営業部 Replication Solution グループ コンサルタント 森正臣氏は、アシュアード・リカバリの利点を次のように語る。

「いつでも手軽に復旧テストができること、これが最大のメリットです。テスト中にデータに対して加えた変更は、データベースをオフラインに戻すときにすべて自動的に破棄されます。そのため、テスト終了後にデータを元の状態に戻す手間がかからず、テスト後に本番サーバとの間にデータの不整合が生じる心配もまったくありません。取ってあるデータがいざというとき使えるのか不安に思いながら、それを確認する機会が持てずにいるエンジニアも少なくないと思いますが、CA ARCserve Replication/CA ARCserve High Availability r12.5を利用すれば、本番サービス稼働中であっても復旧テストの実施ができます」

 CA ARCserve r12.5シリーズ。バックアップとレプリケーションという安心の合わせ技で、しかもコスト意識の高いデータ保護を実現する今日の企業のためのトータル・ソリューションである。

■ ダウンロード

【カタログ】
CA ARCserve Backup r12.5

簡単、早い、安全!データ保護のアークサーブから新製品登場
【カタログ】
CA ARCserve Replication r12.5

データのリアルタイム保護を実現する、超簡単なレプリケーション製品


日本CA株式会社
企画:アイティメディア営業企画
制作:@IT 編集部
掲載内容有効期限:2009年6月30日

■ ダウンロード

【カタログ】
CA ARCserve Backup r12.5

簡単、早い、安全!データ保護のアークサーブから新製品登場

【カタログ】
CA ARCserve Replication r12.5

データのリアルタイム保護を実現する、超簡単なレプリケーション製品

■ 関連リンク

日本CA
CA ARCserve r12.5シリーズプレスリリース
CA ARCserve r12.5シリーズ紹介資料
『3つの安心』
 (PDFをダウンロード)

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