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@IT > 「A2Jawsサービス」Accessレポートにも対応! |
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Accessフォームだけではなく、レポートも同時に簡単にWeb化したいというニーズは多い。 Webグループウェアは安価であり導入もしやすく、すでに採用している企業も多いだろう。しかし、Accessによる帳票機能を構築した後で、Webグループウェアを採用したケースでは、AccessレポートをWeb化できず、WebグループウェアのWeb帳票機能などと混在した運用をしている企業もまた多いのではないだろうか? 帳票は非常に精細なレイアウトのものが多く、JSPやPHPで生成したHTMLを印刷するといった単純な手段ではニーズに応えられない。また、Web対応の帳票ツールでスクラッチから作り直すのでは、期間、工数の条件が厳しくなる。可能であれば、せっかく作り込んだ帳票資産を再利用したい。 このように、もっと手軽に、効率良く帳票をWeb化する手段はないのか? という切実なニーズに「Ninja-VA」と「WebReportCafe」をベースとしたA2Jawsマイグレーションサービスが応えてくれる。 A2Jawsマイグレーションサービスは、AccessフォームとレポートをそのままのイメージでWebシステムへ移行してくれる。
では、論より証拠。実際にA2Jawsサービスの作業過程を見てみよう。 今回移行するのは、Accessで開発した「見積もりシステム」だ。このアプリケーションは、ログインすると、メニュー画面が表示され、すでに登録された見積りデータ検索画面に遷移する。検索結果から、実際の見積り内容を表示し編集・更新が行える(画面1)。
印刷ボタンをクリックすれば、見積書が印刷されるというものである(画面2)。
移行は次のような手順で行っていく。
1. Accessオブジェクトの解析
2. Ninja-VAコンポーネントへのマッピング 任意の名前をつけたSmartWebObjectを新規作成し、リポジトリ情報からAccessフォームを選択して割り当てる。1つのSmartWebObjectには複数のAccessフォームの割り当てが可能である。Accessフォームを割り当てると、A2JawsGillesがHTMLDataViewコンポーネント情報とHTMLDataFieldコンポーネント情報を自動的に作成し、リポジトリテーブルに付加する(画面4)。
3. WebReportCafeコンポーネントへのマッピング
4. Ninja-VAおよびWebReportCafeソースの生成 Ninja-VAは、各コンポーネントの初期プロパティ情報を、Ninja-VA Descriptionファイル(XML形式)で管理する。A2Jaws Gillsからソース生成ボタンをクリックするだけで、ビジネスロジックを除いたJavaソースコード、Ninja-VA DescriptionファイルおよびWebReportCafe帳票定義ファイルが出力される。
画面6は、A2Jaws Gillsから生成されたJavaソースコードをNinja-VA Studioで読み込んだ状態であり、見積り画面が再現されているのが分かる。画面7は、同じくA2Jaws Gillsから生成された帳票定義ファイルをWebReportCafe Designerで読み込んだ状態である。
実際にコンパイルしたアプリケーションを動作させると画面8、画面9のようになる。
このようにA2Jawsサービスは、Accessの設計情報を最大限有効活用し、Webシステムへマイグレーションすることを実現している。
WebReportCafeを利用することで、AccessレポートをWeb化(PDF化)するだけでなく、より高機能で、拡張性の高い帳票システムを構築することが可能になる。単なるマイグレーションだけではなく、拡張性高い帳票システム基盤を得られるのが最大のメリットといえよう。 WebReportCafeは、Javaサーブレット/Javaアプリケーションへ容易に組み込むことができる。帳票生成コアライブラリ「WebReportCafe Engine」が提供される。実体はJavaのライブラリであり、帳票アプリケーションの柔軟な実装を可能にしている。PDFベースの帳票をサーバ側で生成し、Webブラウザから表示したり、精度の高い印刷を行うことが可能だ。また.NET版として、.NET環境下での実装も可能としユーザーの選択肢を幅広くしている。 さらに、WebReportCafe Designerのさまざまな機能を利用することで、帳票に「電子署名」や「QRコード」「バーコード」などの機能を付加することができる。 電子署名機能は、証明書にベリサインを採用している。見積書、重要な社内稟議文書などを改ざんや不正な閲覧から守ることができ、Accessでの運用では困難だった高いセキュリティを容易に実現できる。QRコードは従来のバーコード以上の情報を埋め込むことができる2次元コードだ。データベースの値からQRコードを自動生成できる。より多くの情報を管理できるQRコードは在庫管理や販売管理での需要が高まっている。取引先のQRコードの採用によって対応に迫られても、WebReportCafeならすぐに対応可能だ。 さらに、WebReportCafeは、WebブラウザへのPDF出力だけでなく、プリンタへの直接印刷、メールへの添付など、さまざまなレスポンスを選択でき、柔軟な運用が可能だ。 ここまでの説明で、Accessレポートと比較して、運用の柔軟性、拡張性の両面で大きなアドバンテージがあることがお分かりいただけただろう。このWebReportCafeは豊富な実績によって、その機能の高さと信頼性が裏付けられている。その詳細は、「柔軟性とコストにおいて群を抜くパフォーマンスを実現 Web帳票ソリューション「WebReportCafe」」に詳しく説明されている。
サイオステクノロジーは、Accessユーザーに向けてA2Jawsサービスを開始している。 A2Jawsサービスは、AccessフォームとレポートをそのままのイメージでWebシステムへ移行することができる。さらに、サイオステクノロジーが提供するSIサービスと組み合わせることでビジネスロジックの実装も可能にし、完全なWebシステムへのマイグレーションを実現することができる。その詳細は、サイオステクノロジーのホームページを参照してほしい。 また、A2Jawsサービスの紹介を行うセミナーも開催されており、このマイグレーションサービスをより深く理解するにはこのようなセミナーを活用するのもいいかもしれない。
提供:サイオステクノロジー株式会社
企画:アイティメディア 営業局 制作:@IT 編集局 掲載内容有効期限:2005年10月31日 |
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